AIと電子工作系ブログ

趣味でやっている電子工作とtennsorflow等を使った何かを書いていきます。

Seeed Fusion PCB の注文方法 (EAGLE)

PCB設計・電気回路図ソフトウェアEAGLEを使用してFusion PCBに基板を注文する方法を紹介します。

まずEAGLEでFusion PCBに注文するときに必要なガーバーデータの生成をします。


ガーバーデータはEAGLEパターン図の画面から生成することができます。
左上のほうにある工場マークをクリックしてください。


クリックした後以下のような画面が表示されます。



次に下画像の場所をクリックし、System Examples → Third Party → Seed Fusion → Seeed Fusion_2_layer.camを選択してください。
4層基板を注文する場合はSeeed Fusion_4_layer.camを選択してください。


最後にProcess JobをクリックすればFusion PCBに注文できるガーバーデータ(Zipファイル)が生成されます。



次にFusion PCBでの注文に移ります。
基板の注文は以下サイトで行います。
www.fusionpcb.jp



このサイト内のガーバーデータをアップロードをクリックし、先ほどEAGLEで生成したガーバーデータをZipファイルのままアップロードします。



アップロードした後にガーバーデータの確認ができます
ガーバービューアの青字部分をクリックすると確認することができます。



Fusion PCBの注文画面で選択できる項目は、材質、層数、寸法などありますが基本的に変更を行うと基板価格が上がります。(初期設定が一番安い)
カラーは黒(つや消し)を除いて変えても価格は変わりません。
板厚も0.8~1.6mmなら価格が変わりません(2022/5/5現在)。
寸法はガーバーデータを元に自動で入力されますが、値が違う時があるので確認したほうが良いです。


最後に右側のカートに追加を押すと注文できる状態になります。
アカウントを登録していない方は登録を行ってから注文をしてください。
支払いは、クレジットカードとPayPalですることができます。
配送方法は、OCS、DHL、FedEx、Japan Direct Lineから選べます(2022/5/5現在)。
配送価格はわりと頻繁に変わります。(DHLは高いだけあって配送日数が安定している気がします)


2022年5/5現在の話ですが、コロナの関係で中国ではロックダウンが色々な場所で行われています。
その関係で配送されるまでに営業日+配達日数より大幅な遅延が発生することがあるので気をつけてください。
ちなみに3月に注文したときは届くまでに1か月程かかりました。